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長沼ボート場の場所はどこ?オリンピック会場誘致の可能性と問題点

皆さんは最近になるまで「長沼ボート場」をご存知でしたでしょうか。 元々、オリンピックのボート競技の会場は、東京の「海の森水上競技場」が予定されていました。

しかし予算が数倍以上必要であることが判明し、白羽の矢が立ったのが「長沼ボート場」です。宮城県にあるボート場ですが、一体どこにあるのでしょうか…。

今回は、東京からのアクセス方法となぜ白羽の矢が立ったのか、問題点はないのかを解説していきます。

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長沼ボート場への現在のアクセス方法

長沼ボート場は正式名称を「アイエス総合ボートランド」といい、住所は「宮城県登米市迫町北方字天形114-2」となっています。

住所をみてもいったいどこにあるのか、地元の方以外はお分かりにならないと思うので、地図で見てみましょう。

山のふもとにある湖に作られた、日本ボート協会A級コースとして認定されている、国際競技も可能なボート場です。 「東京オリンピック」と銘打っているわけですから、東京からのアクセスをチェックしておかなければいけません。

いったい東京からはどのぐらい離れているのでしょうか…地図をもう少し引き上げてみます。

どうでしょう…地図の”マイナスボタン”を何度押しても東京が出て来ませんでした…

思ったより遠いなというのが私の印象です。

近くに「新田」という駅がありますが、宮城県の公式ウェブページでは、アクセス方法をどう紹介しているのでしょうか。以下のように書かれています。

  • JR東北新幹線くりこま高原駅から車で20分
  • JR東北本線新田駅から車で15分
  • 東北自動車道築館インターチェンジから車で30分
  • 東北自動車道若柳
  • 金成インターチェンジから車で30分
  • 三陸自動車道登米インターチェンジから車で15分

一番近い駅からも「車で15分」と、基本的には車ありきでのアクセス方法となっています。駅からの定期的なバスなどもありません。

会場として誘致する際はシャトルバスを出すなどの対策が必要そうです…。

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なぜ長沼ボート場が候補に挙がっているの?

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では、なぜこんなに遠いボート場が、オリンピック会場の候補に挙がっているのでしょうか。まず、なぜ東京の「海の森水上競技場」ではダメなのでしょうか。

「海の森水上競技場」の問題点

  • 会場整備費用が、当初予定されていた額の数倍以上かかることが判明した。
  • 水が海水である。(海水はボートやカヌーを痛める)
  • 強風が吹き、それが不定期であるため公平な環境で競技できない可能性がある。

以上の理由から、日本全国で新しい候補地が探されました。そこで候補に挙がったのが「長沼ボート場」です。

 

では、長沼ボート場の利点はどこにあるのでしょうか。

「長沼ボート場」を会場にする利点

  • 水が淡水である。(湖のボート場である)
  • すでに国際競技ができるボート場である。
  • そのため「海の森水上競技場」よりは費用がかからないと考えられる。
  • 「復興五輪」を強調するために、被災地での開催が望まれる。

何点か挙げましたが、小池知事の思惑としては一番「復興五輪」をしたいということに重きを置かれています。また選手側の意見としては、ボートを痛めづらい”淡水でやりたい”というのが一番の理由となっています。

しかし当然、会場にするには一筋縄ではいきません。どのような問題点が挙げられているのでしょうか。

長沼ボート場が会場になるとどんな問題があるの?

  1. 選手村を新しく作らなければならない。利便性が悪い。
  2. パラリンピックも開催する想定がされていない。 (バリアフリー化の工事が必要)
  3. 仙台駅からも空港からも遠い。新田駅にエレベーターがない。
  4. 斜面が多い、道幅狭い、機材置けない。
  5. 電力や通信インフラの整備不足
  6. 観客や関係者の宿泊施設不足
  7. 選手が他競技と別会場にいなければならなくなる。
  8. 問題点を解決しようとすると結局でコストダウンにならない
  9. 費用をかけてもレガシーとならない可能性がある。

やはり、一番大きい問題点は東京から遠く、選手に与える負担が大きいことのように思われます。「選手ファースト」といいながら、移動距離がここまで長いのは、淡水であることを考えても、選手目線ではないという批判がります。

また、金銭面でも、これから整備をするとなると結局東京と同じようにコストがかかるのではないかと危惧されています。

まとめ

以上現在挙げられている、利点と問題点を挙げましたが、埼玉のボート場や韓国のボート場など、日に日に候補地が増えていきます。

小池知事は「復興五輪」を強調し、長沼ボート場への誘致を進めようとしていますが、五輪誘致スピーチで安部首相は「東京は原発からも遠く、放射線は完全にコントロールされています」とスピーチしています。

このことも考えると、外国の方目線で考えると、”話が違う”となってしまうのではないかと危惧しています。どちらにせよ、私たちの税金が使われ、日本を挙げての行事ですので、これからの動向をしっかり見ていきましょう。