そろそろお歳暮という言葉がテレビやデパートで聞かれるような時期になりましたね。
独立された若い方などは、初めてのお歳暮を贈ろうと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、お歳暮のマナーを確認して、失礼のないように贈れるように、お歳暮のマナーを解説していきます。
目次
そもそもお歳暮って何?
昔は年の変わり目に祖先の霊を迎えて祭る、年越しの御魂祭を行い、塩鮭や塩ぶり、数の子、スルメ、餅などの日持ちをするものを供えました。
これがお歳暮に移行したといわれています。
そのため贈るものも正月用品が主で「事始め」の12月13日から贈るならわしでした。
[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”3.jpg” name=”田中さん”]うひゃぁ〜初めて知ったっす[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=“1.jpg” name=”山田さん”]日持ちするものを供えてた名残なのですね[/speech_bubble]
ポイント①品物選び
元々は正月用品を贈るものでしたが、現在は様々なものが店頭やカタログに並んでいます。
現在は、1年のお礼を表すものになっているので、やはり一番重要なことは、相手の気持ちになってものを選ぶことです。品物選びの時に注意するポイントは以下の通りです。
- 相手の好み
例えばコーヒーが苦手とわかっていたらそれを避けるなど
- 相手の家族構成
子供さんがいらっしゃるか、何人家族かなど、ものを選ぶ時にも重要ですが、ものの数を選ぶ時にも重要なポイントです。3人家族の方に大量の日持ちしないジュースを送っては、消費にこまってしまわれます。
値段は高くても5000円ほど、安くても3000円ほどが主流です。贈る相手との関係性に合わせて値段は決めましょう。
ポイント②贈る時期
贈る時期は「10日から25日まで」と幅広くなっています。
現在では、デパートや百貨店がアドバイスしてくれるので、それに従うのが一番だと考えます。うっかり贈るのを忘れてしまった場合は、1月6日までに贈ると良いともいわれていますが、一言添えるのがマナーです。
また熨斗(のし)についても、現在ではお歳暮と伝えると、会社がきちんとした形式でつけてくれます。
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ポイント③贈られてきたら
お歳暮は基本的に1年のお礼を表すものなので、目下から贈られてきたものに特にお返しは必要ありません。
しかし、届いたその日に電話で届いたことを連絡しお礼するのがマナーです。
贈った方としては、確実にいつ 贈られたのかを確認したいので、きちんと連絡しましょう。
同僚などお歳暮を返すべき人から贈られてきた場合は、お礼の品としてものを返すもの特に問題はありません。
来年から関係性が変わらない場合は、先に送るリストに入れておくようにしましょう。
[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”3.jpg” name=”田中さん”]その日の電話が大事なんすね[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=“1.jpg” name=”山田さん”]送った側も届いたら安心しますからね[/speech_bubble]
まとめ
お歳暮というと少し堅苦しい感じがするかもしれませんが、あくまで現在では1年のお礼を品物で表すものです。
品物や時期などは相手の立場に立って最善のものを選んでくださいね。