最近、注目されている職業として「振付師」が挙げられると思います。
一口に「振付」と言っても、歌や音楽に合わせて踊ることだけでなく、スポーツの世界でも、新体操やシンクロナイズドスイミングなど、振付が重要なものもあります。
動きのかたち(ポーズ)や動きの流れを決めるのが「振付師」の仕事。
今回は、私たちがイメージする、歌や音楽に合わせて踊るときの振付を考えている「振付師」についてまとめてみました。
目次
振付師を英語で言うとchoreographer?
振付師を英語でいうと「choreographer(コレオグラファー:コリオグラファー)」となります。
パソコンの場合、実際の発音はGoogle翻訳で、この単語を入力すると聞けますよ。
単語を入力すると、入力欄の下にスピーカーマークが出ますので、そこをクリックしてみてください。
実際の発音を聞くと「レ」なのか「リ」なのか…?
ちょっと発音が難しい単語ですね。
他にもアプリや翻訳ソフトなどで聞けますよ。
振付師の日本語での意味は?
日本でも、古くから伝承されてきた舞踊があります。
日本舞踊と言えば、多くの方がイメージするのは、着物を着て舞い踊るものかと思います。
○○流とか、流派があるやつですよね。
でも、広い意味で言うと、日本で古くから舞い踊られていた「神楽(かぐら)」や「雅楽(ががく)」も含まれます。
記録によると、我が国での「振付師」という言葉は、享保年間には使われていたとのこと。
日本舞踊や神楽、盆踊りなどの振付は、いにしえの名も知らぬ(歌舞伎や能などでは名前の残っている人もいますが…)人が考えたんですよね。
それが現在まで伝わっている…と考えると、何かロマンを感じます。
有名な日本の振付師を集めた
さて、現在の日本で名前の知られた「振付師」というと、実にいろいろな方々の名前が挙げられると思います。
2016年、大流行した「恋ダンス」の振付を担当したMIKIKOさん。MIKIKOさんは、リオ五輪の閉会式でおこなわれたパフォーマンスの振付も担当された方です。
子どもたちに大人気『妖怪ウォッチ』の「ようかい体操第一」の振付を担当したのは、ラッキィ池田さん。
このほか、Eテレの『いないいないばぁっ!』の数々の楽曲振付や、現在テレビ朝日系列で放送中『宇宙戦隊キュウレンジャー』のEDダンスなど、子どもでも踊れるダンスが楽しいです。
世界的に活躍されている方と言えば、仲宗根梨乃(なかそねりの)さん。
現在もアメリカを拠点に活動中で、主に少女時代やSHINeeなどK-POPアイドルの振付を担当されているそうです。
2017年1月に亡くなられた藤村俊二さんも、もともとは振付師をされていた方でした。
アラフォー世代以上の方にとっては、ザ・ドリフターズの人気番組『8時だョ! 全員集合』で踊られていた♪エンヤーコラヤ〜は、本当に懐かしいものですよね。
まとめ
振付師として活動されている皆さんは、バレエやダンスなどを小さな頃から習っていたようです。
やはり、基本ができていないと、他人に教えることもできませんよね。
また、最近は振付師としてだけではなく、タレントや俳優として活動される方も多く、それが、皆さんに「振付師」という職業が広く知られることになった理由なのかもしれません。
中学でダンスが必修となったこともあり、ダンスに興味を持つ若者も増えていると思います。
振付師は、今後も注目の職業となりそうです。