月の土地って買えるんでしょうか。実は買えちゃうんです…。
生きているうちに自分がその土地に行くことはなさそうですが、月の一部が自分や大切な人の物になっていると思うと、素敵ではないでしょうか。
そこで今回は月の土地の値段と購入の仕組みについて解説します。
目次
そもそも月に所有権なんてあるの?
土地を販売しているのは、アメリカ人のデニス・ホープという人です。
この人は、ある時、月は誰のものかという疑問を持ち、アメリカの国内法や国際法を調べ上げました。
すると、月は「どこかの国の物にしてはならない」という法はありましたが、「個人が所有する」ことについては何も書かれていなかったのです。
法律で「してはいけない」と書かれていないことは「してもよい」ことになるという、盲点をついた気付きでした。
これに目をつけ販売をしようと、1980年にサンフランシスコの行政に月の所有権の申し立てを行ったところ、なんとその申し立ては受理されたのです。
ですから、いまはホープ氏が月の所有権をもっていて、その一部をホープ氏から買っていくというシステムになっています。
月の値段はおいくら?
日本ではルナエンバシージャパンという会社から月の土地を買うことができます。
そのお値段なんと1エーカー(1200坪ほど)で2700円です。なんてお安いのでしょうか…。
月の広大な土地が中学生のお小遣いほどで購入できてしまうのです。
ルナエンバシー社によりますと、土地の他には、
- 月の土地権利書/月の憲法/月の地図
- 月の土地権利書(和訳・A4)/月の憲法(和訳・A4)
- 土地所有権の宣言書コピー(英文)
- オリジナル封筒
がついてくるとのことです。
月にも憲法があるんですね…
きちんと和訳されたものが送られてくるようです所有権書で土地を持った気がします!
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月の土地を買った芸能人
- SMAPの香取慎吾君
- マジシャン引田天功
- ミュージシャン福山雅治
- タレント矢口真理
- タレント西村知美
海外からは
- メグ・ライアン
- トム・ハンクス
などが有名です。
簡単に買えることから公表していないだけで、買っている人は実は多いかもしれません。
まとめ
月の土地を持つとはなんともロマンチックな話でしたね。
しかしおそらく私たちが生きているうちには一般人が月に行くことはまずないでしょうし、この所有権は孫の代やその先に相続できるのかはまだまだなぞです。
地球から月に移住!なんて話になっているころには所有権の話はうやむやになっているかもしれません。
ですので、現実的なことは考えずに、数千円で夢を買うと思われた方が賢明かと思います