2016年11月17日から、宮崎県で開催されていた『ダンロップ・フェニックストーナメント』。
その大会に参加していた「ジャンボ尾崎」の別名で知られる尾崎将司さんが、腰痛のため、9番ホールで棄権してしまいました。
腰痛には、長年苦しめられているようで、いよいよ、ご本人の言う「重大な局面」が迫ってきているのかもしれません。今季に限っても、出場12大会中、9つの大会で途中棄権しているとのこと。
そんな尾崎将司さんですが、個人的に年収はどのくらいなのか?気になってしったので今までの獲得賞金も含め、調べてみることにしました。
目次
尾崎将司さんってどんな人?
尾崎将司さんは、1947年生まれの現在69歳。もともとは、「正司」さんという表記だったようです。
出身は徳島県で、高校時代には、なんと野球で名をはせていました。
1964年の春のセンバツにも出場し、優勝した県立海南高校(現在の海部高校)でピッチャーとして活躍されていたそうです。
高校卒業後は、西鉄ライオンズ(現在の西武ライオンズ)に入団しましたが、目立った成績をあげることができず、わずか3年で退団。
その後、プロゴルファーに転向し、心機一転、名前を「将司」に改名します。
その後の活躍は、みなさんご存じの通りですが、順風満帆とも言えない大変な苦労もされているようですよ。
今までの獲得賞金は!?
尾崎将司さんの今までの獲得賞金を調べてみてビックリ!
な、なんと、26億円!!
一番多かった、1994年の2億円超えには度肝を抜かれました。
ゴルフって、優勝するとものすごい金額の賞金が出るんですね〜。
ただ、1000万円を超えていたのは、2005年まで。
ここ数年は、腰痛や神経痛に悩まされ、途中棄権も多く、獲得賞金は数百万円程度になっているようです。
尾崎さんの公式サイトで過去の出場結果や獲得賞金を見ることができますよ。
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さまざまな苦難が?
そもそも、尾崎さんがプロゴルファーに転向したのも、野球選手として良い成績を残せなかったから。
プロゴルファーになるまでも、九州から千葉のカントリークラブにたった一人で向かうなど、苦しい時代もあったそうです。
プロゴルファーとなってからは、青木功さん、中嶋常幸さんと共に「AON」時代を築くほどの実力者となりますが、1990年代頃から、さまざまな金銭トラブルに見舞われ、2005年には東京地裁に民事再生手続きを申し立てることになってしまいました。
現在もまだ、負債が残っているとも言われていますので、ご本人としてはまだまだ現役としてゴルフを続けたいところだと思いますが、このところの棄権が続く状態では、少し難しいかもしれませんね。
まとめ
尾崎さんは、ご兄弟や息子さんたちと「ジャンボ軍団」を結成し、後進の育成にも力を入れておられるようです。もし、現役を引退されるのであれば、今後は、コーチとして活躍していくことになるかもしれませんね。
豪快な人柄は、後輩たちからも慕われているようですので、今後もゴルフにずっと関わっていく方だと思います。誰でもそうだと思いますが、引き際を決めるのは、本当に難しいこと。尾崎さんのように、輝かしい活躍をしていた方ならなおのことです。
いつか、ご自身で結論を出される日が来ると思いますが、ファンの皆さんは、その日ができるだけ遠いことを祈っているのではないでしょうか。